【派遣前訓練⑦~2018年度からの訓練内容変更点・各種委員会の紹介~】
さて今回は二本松訓練所における2018年度からの訓練内容変更点と、訓練期間中に各班から選出される委員会について紹介します。
※駒ヶ根訓練所と二本松訓練所とでは訓練内容に一部異なる点があります。今回記載の内容はあくまで「二本松訓練所」のものとなっているのでご注意下さい。
①2018年度からの変更点
〇なくなったプログラム
・体力テスト
・座禅
〇変更されたプログラム
・野外訓練(1泊2日→1日のみ)
〇新たに導入されたプログラム
・参加型調査手法
※駒ヶ根訓練所では「チームビルディング」という訓練生から講評の講座が訓練初期にあるようですが、二本松訓練所にはありません。
長く青年海外協力隊の訓練について情報を得ている人であれば、体力テスト、座禅、野外訓練についてはご存知かと思いますが、二本松訓練所の過去のFacebookページでも掲載され個人的には非常に興味深い訓練項目だったがゆえに打ち切りとなってしまうとは・・・無念
プログラムが変更されたということは、その代わりになる新たなプログラムが追加されることを意味しますが、それが「参加型調査手法」です。
岳温泉街周辺の宿泊施設・和菓子屋さんや、さらにそこから少し離れたスポーツ施設、美術館、スキー場等々、訓練所内周辺の施設の現状・ニーズ調査を行い、課題解決に向けた取り組みを行い、地域の活性化につなげる、といった形のプログラムです。
活動先によって、自由度が高くクリエイティブな活動をさせてもらえるところもあれば、草むしりや掃除等のルーティンを行ってほしいという要望のところ等、活動内容は大きく異なります。派遣前のニーズ調査という視点から言えば、とても勉強になる訓練だと思うので、大変なことも多いかとは思いますが、自分の成長につながるものは必ずあるので前向きに取り組んでもらえたらと思います。
②各種委員会
委員会は各生活班から1名ずつ入所当日の班別ミーティングで選出され、70日間各々の担当委員会で様々な取り組みを展開していくこととなります。
さてその各種委員会をざっくりと紹介していきます。
〇班長
朝の集い・消灯時の人員報告、週1回の班長会議並びにその情報を班別ミーティングで共有等々、読んで字のごとく、班全体をまとめる役割を担います。
私の生活班では、消灯時の人員報告は途中から班長だけでなく、ローテーション制を導入に全員で担当するようにしてました。
〇副班長
協力隊講座にて、講師紹介やクロージング等の司会を担当したり、毎回講座終了後のアンケートを班別に回収・提出する仕事がありました。
〇体育委員←私担当してました。
朝の集いでのラジオ体操のお手本と、朝の運動についての計画・立案を担っていました。雨の日は体育館での朝の集いとなるので、その際は屋内でできるエクササイズや、レクリェーションを皆で知恵を絞り合ってよく考えていました。
各隊次の訓練で「体育祭」がありますが、体育委員が実行委員となり企画・運営していきます。ただし、体育委員だけでは人員としては絶対的に足りないので、有志で実行委員として協力してもらえるメンバーも募集しました。
毎隊次、体育祭は自主講座として開催されてます。
〇図書委員会
昼休みに図書室での司書業務の補助を中心に行う委員会です。
(あまり関りがなくこのくらいの情報しかないことをお許しくださいm(_ _)m)
〇野外訓練委員会
訓練期間中に行われる「野外訓練」にて、どのようなプログラムを行うのか1から講座の内容を組み立てていく委員会です。アウトドア活動に興味がある方にはお勧めですね。
魚の三枚おろしの実演
薪割り
1本の竹からの食器づくり
火起こし
ティッピータップづくり(足踏み式の簡易手洗い器)
〇ラジオ委員会
福島のローカルラジオにて青年海外協力隊がMCを務めるラジオ番組の制作を担います。MCとしてメディアデビューしたい人は是非!
相変わらずざっくりとではありますが、今回の記録はここまで。
出発まであと3日・・・!