面接官に聞いた!青年海外協力隊 2次試験(面接)ではここで差がつく!!
こんにちは!
2018年春募集の情報が公開され、いよいよ1次試験の書類受付が始まりますね。
1次試験の対策は前回の記事で紹介したので是非そちらをご参考にしていただければと思います^^
さて、今日はタイトルの通り「2次試験(面接)」の対策について紹介していきたいと思いますが、正直「青年海外協力隊 二次試験」とか「青年海外協力隊 面接」とかで検索かければ、先輩隊員たちのブログで山ほど情報は溢れてるので(笑)、他のブログではあまり書かれていなかった内容について紹介していきます。
目次
①書類準備
②当日のスケジュールについて
②専門面接と人物面接
③面接官はここを重要視する!
①書類準備
2次試験受験にあたり、受験者は事前に健康診断を受け、診断書を事務局へ郵送しなければなりません。
こうした大切な書類はコピーをとることはもちろんですが、郵送の際も書類を追跡できる簡易書留や、特定記録、またはレターパック等のサービスを利用することをお勧めします。
実際に私が受験した際、隣の受験生は普通郵便で郵送しましたが、試験会場での受付の際、書類が事務局へ到着していないと指摘され、試験当日に、診断書を封入した封筒が郵便事故に遭遇しるという事実が発覚していました。
その後、その受験生の合否がどうなったかは不明ですが、こうした重要書類の管理についても事務局の方は受験生の素質を見てるんじゃないかなーと思いますし、何より健康診断の結果は合否に関わる重要資料となるので、お金はかかりますが郵便事故にあって書類紛失となるよりは100倍増しなので、追跡サービス付きの郵送を選ぶことをお勧めします。
②当日のスケジュールについて
試験日の大まかなスケジュールは以下の通りです。
受付開始→試験スケジュールの説明→専門or人物面接→昼休憩→専門or人物面接→(全員の面接終了後)解散
2次試験は事務局近くのホテルで開催され、全受験生は1階の結婚式披露宴で使用されるようなフロアにて待機し、面接の順番が回ってきたら、面接会場へ向かいます。
ちなみに面接会場はホテルの一室にて行われます。広さのイメージは以下写真の感じです。
面接のためにベッドは搬出され、その代わり面接官2人が座るテーブルと椅子が用意されていました。
こんな感じの部屋で、人物面接、専門面接2種類の面接がそれぞれ約10分間ほど行われます。受験生によっては午前でどちらの面接も終わる人もいましたが、午前だけにしろ、午前午後にしろ、原則「全員の面接が終わるまでは解散・帰宅ができない」ので、遠方から受験される方は、帰路の交通機関の予約等は十分気を付けてくださいね。
③私が質問されたこと
他のブログでもさんざん記載されているように、人物面接、専門面接ともに、1次試験で提出した個人調書の内容について質問されます。
何を聞かれてもよいように準備、面接の練習をしていましたが、いざ実際に聞かれて驚いたことについていくつかご紹介します!
<専門>
〇かわぶちさんは大学院まで修了していますが、何故管理栄養士として現場で働くのではなく、進学を選んだのですか?
〇大学院ではどのようなことを勉強していたのですか?またその勉強が今現在どのような形で活きていますか?
<人物>
〇自身の弱点として、他者のサポートに気を使いすぎて、自身がオーバーワークになってしまう可能性がある点、を挙げているが、これは協調性がないということではないんですか?
驚いた質問はこんなものです。あとは先輩隊員たちが記載している内容で十分カバーできましたし、何より自身で質問を考えてもいたので、それ以外で分からないことがあれば、素直にわからないと答えるつもりだったので、緊張はしていましたが十分練習もしたので普段通りの自分で面接を終えることができました。
ちなみに私のおすすめの面接の練習法は
「鏡の前で自問自答」法です!
あからじめ自身で準備していた予想質問集の質問に対し、鏡に向かって自分自身に質問への回答をぶつけることで、試験当日少しでも人に対し自分の気持ちを伝えることに緊張や、抵抗感を軽減させるための独自の面接対策の練習法です(笑)
傍から見たら、鏡に映った自分に自分の気持ちを伝えていて、変態感極まりないですが、面接当日の緊張軽減の効果や、何より当日自身の気持ちをスムーズに伝えることができるのでおススメです!
なにも練習しなくても気持ちをうまく伝えることができる人はもちろんいますが、少しでもスムーズかつ分かりやすく端的に、自身の気持ちを伝えるためには面接においても練習は必須だと考えているので、何が何でも1発合格を目指す方は、しっかり面接も練習を積んだうえで当日を臨みましょう!
※私の場合人物・専門面接ともに聞かれた質問はほとんど同じで
・志望動機
・協力隊参加に向けて今何を頑張っているか
・帰国後の進路
・希望国以外の派遣となっても問題ないか
は共通の質問事項でした。
④面接官はここを重要視する!
なぜこんなことが言えるのかと思うかもしれませんが、、、、、
先日の訓練前の研修でとある職種で面接官を務める先生が実際に述べていたからです!
では実際何を重要視するのか?
それは・・・
「これまで地域に対してどのような取り組みを行ってきたのか?」
ということです。
私は、栄養士として派遣されますが、実際派遣先で求められていることは、目の前の患者に対して栄養指導や、栄養管理を行うこと、、、が最重要課題ではなく、
「何故この町に栄養不良の子供が多いのか?」「何故この町には食べ物の種類が少ないのか?」→原因は?所得が少ない?十分な水が供給されていない??
こうした、栄養問題を引き起こしている「社会的決定要因」の改善に向けた取り組みへの期待が大きいです!
しかし、こうした社会のシステム構築に関わる計画を実行するには、決して一人では解決できないことがほとんどです。
そこで、面接官は・・・
「この受験生は協力隊で活動したいって言ってるけど、実際日本ではどんなことを頑張ってたんだろう・・・?自己満足の活動ではなく、地域の誰かを巻き込んでの活動をちゃんとやってこれた?もしくはこれからちゃんとやれるのかな・・・?」ということが気になるようです!
そのため、日本での勤務・生活の中で、自分だけでなく周囲を巻き込んで課題解決に取り組んだ経験の有無は、面接官にとっても重要な参考資料となります。そのため個人調書や、面接では我々が地域に対して行ってきた取組があるのであれば、それはあなたにとってのアドバンテージになることは間違いないので積極的にアピールしていきましょう!
私から紹介できる2次試験対策はこんなところです!
受験にあたり不安なことは多々あるかと思いますが、1次試験で作成した書類の内容について自信をもって答えることができれば正直何のことはないと思います!
これから1次の書類作成する皆さん、少しでも自身の個性・実績をうまくまとめることができるようまずは書類作成頑張ってください!
ではまた!