瞳の先に~JOCV活動録~

青年海外協力隊(JOCV)としての活動の様子をありのままに綴っていきたいと思います (2018年度1次隊 派遣国:マラウイ、職種:栄養士)

活動報告①ー任地到着しましたー

前回の投稿で、青年海外協力隊栄養士隊員としての活動の様子はFacebookInstagramから投稿する旨を記載しましたが、SNSをやってないかたもいるかとおもうので、任地赴任後の活動をInstagramから転記していこうかと思います。

ブログから写真が中々投稿できないので、文字ばかりで申し訳ないですがお付き合いください。

【任地到着しました】
昨日、首都のリロングウェから任地のムフェレンベに到着し、今日は部屋を整理するため、買い物したり、家具を買いにいったり、職場に挨拶いったりして、あっという間に1日が終わりました。

ムフェレンベに来てからの気付きは、
○物乞いが今のところ見当たらない
代わりに、子供から「ビスケットくれ」とよく言われます。物資が限られている環境・低収入により元気なように見えて常にお腹が空いているようです。
アフリカの国々によって、ねだられるものも変わってくるのでしょうか、、?

○人柄は良い
カタコトのトゥンブカ語の挨拶でも、マラウイアン達はとても喜んでくれました。お湯を沸かすための金ダライを探してるときも結構な距離を案内してくれたり、井戸で水くみした時も、慣れて無い感が出ていたのか、順番を無視して私のバケツを先に淹れてくれたり等、早くこの人たちともっとコミュニケーションを円滑に取れるようになりたいと刺激を受けました。

○言語能力の格差
やはり首都と違い、英語を話せる人は限られてきます。
特に女性の方が英語を話せない傾向にあるんじゃないかと感じてます。
ちなみにマラウイは英語は公用語ですが、中部から南部は主にチェワ語、北部は主にトゥンブカ語が生活言語となっていて、十分な教育を受けていないマラウイアンはどちらかの生活言語しか話せない人はたくさんいます。

○生鮮食品の不足
後日写真あげますが、食材のバリエーションは非常に乏しいです。トマトと、生育途中かと思わせるくらい小さい玉ねぎ、にんにく、マラウイでよく手に入る葉物野菜、卵、、、主食以外ではこんなものです。主食は小麦、メイズが中心ですが、米も一応食べれます。
ちなみに主要都市に出向けば、マラウイ産のだけでなく南アフリカやその他周辺国からの輸入食材が手に入ります。

ざっとこんな感じです。
明日は職場で毎週金曜日にある5歳児未満の栄養プログラムがあるので、任地の栄養課題の現状を学びたいと思います。

余談ですが、家の目の前で気分転換に凧揚げしたら、恐ろしく子供が集まってきました。
ほとんどの子供が英語がわからず、当然トゥンブカ語でも注意ができないので、ジェスチャーを交えながら、カタコトの英語でコミュニケーションをとりました。
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我が家は、電気・水道無し(ソーラーがあるので、充電・部屋の照明までなら電気使えます)内装は完成し3DKですが、外はまだ未完成なので、これからの進化に期待、、、笑 ☆
(2018年11月現在、家は完成してます)

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穴トイレです。きちんと掃除してれば意外と臭いはしないものです。
(現在暑さのせいでコバエが大量発生し、毎日ハエとの戦いが繰り広げられてます)

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浴室です。バウラー(七輪)で沸かしたお湯を使い体を洗います。

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ウォッチマン(警備員)の親戚とその子供。村に外国人は私と先輩隊員の2人しかいないので、見慣れない外国人に驚きギャン泣きしたあとの1枚です。


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