瞳の先に~JOCV活動録~

青年海外協力隊(JOCV)としての活動の様子をありのままに綴っていきたいと思います (2018年度1次隊 派遣国:マラウイ、職種:栄養士)

【青年海外協力隊1次試験必勝法まとめ】受かりたいならこれをやれ!!

 

こんにちは!かわぶちです^^

2018年春募集で受験を考えている方はちょっとずつ受験に向けた準備を始めているのではないでしょうか??

 

でもいざ考えてみると・・・・・

 

 

「何を準備すりゃいいんだ?笑」

 

となる方も多いのではないかと思います^^;

そこでここでは私が受験時実際に行った準備・対策等について紹介します!

 

Q1:いつ頃から準備?

答え:少なくとも半年前から。

理由:専門試験の傾向を知ろう!

→私が受けた栄養士の専門試験は毎回同じタイプの問題ですが、職種によっては毎年問題の内容が変わるものもあります。毎年問題が変わるのであれば少しでも過去問の傾向を掴んでいた方が合格の確率はグンと上がりますよね。

 

理由:これまで~現在までの仕事・取組みについて問われる!

栄養士の問題では毎回

「あなたがこれまで行ってきたことが、今現在住む地域の健康課題解決に、どのような形で貢献できているか述べなさい」

というような問題が課せられます。

専門試験の問題は提出締切の約1か月前にJICAホームページにて公開されます。

専門試験ではこうした、あなた自身のこれまでの取り組みや、独自の意見について問われる問題は、全職種共通かと思われます。

日頃から自身の仕事に精力的に取り組んでいる方であれば、何の問題もなく解答できるかと思いますが、そうでない方はまずは目の前の課題に全力で取り組みましょう!

 

Q2:何をどのように準備した?】

まずは説明会に参加しよう! 

 毎年春募集(3-4月)、秋募集(9-10月)の開始時期には、全国の各エリアで青年海外協力隊の説明会が開催されます!

 参加費は無料、服装も自由なので、一般の就活のようにかしこまっていく必要はありません♬

 私自身2度説明会には参加しましたが、どちらも

「協力隊のOB・OGの話がタダで聞けるんだ!よし行ってみよ!」

くらいの軽いノリで参加しました。

 

当時、私は大学の授業で元JICA職員の先生の話を聞いたことをきっかけに、協力隊を目指しましたが、説明会に参加するまでは実際の隊員の話を聞いたことがありませんでした。

人によっては実際にOB・OGの赴任国での生活・活動の話を聞き、参加をためらう人もいるかもしれませんが、私はより協力隊参加への気持ちが大きくなり応募を決意したきっかけにもなりました。

 

個人調書・応募書類:面接で質問されても自信をもって回答できる内容で作成しよう!

1次試験で作成した個人調書・応募用紙の内容は・・・

 

 

    必ず2次試験で質問されます

むしろ、面接での質問事項の約9割はこれらの書類からです!!

 

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↑応募用紙作成例(Web提出後、同サイトからデータを出力することができます)

 

 

 このことを想定したうえで、どんな質問が来ても滞りなく対応できるよう、私はありのままの気持ちをストレートに書きました!盛った表現をしたところで、面接でぼろが出てしまうと思ったので(笑)

 

専門科目:可能な限りエビデンス(科学的根拠)に基づいた回答を!

 参考までに栄養士の専門科目は毎年以下のような形式です。

「問1 :あなたの居住する地域における人々の食・栄養課題について、健康状態、栄養・食物摂取状況、食知識・態度・行動の状況、食環境の状況の各面やその関係から説明しなさい。いずれかのライフステージや職域に焦点をあててもよい。」

「問2 :問1の課題をふまえたとき、現在、あなたが行っている(これまで行ってきた)管理栄養士・栄養士としての業務(活動)は、その課題の改善にどのように貢献している、もしくは、どのような役割を果たしていると思いますか。また、その時、あなた自身の課題があれば、それは何かについて述べなさい。」

 

この問題のポイントは「あなたの街」「あなた自身の課題」というように、私自身の経験に基づく解答が求められています

 

 栄養士以外の問題は把握していませんが、専門科目のほとんどは問題をネットからダウンロードして回答するタイプなので、小論文のような「論述形式」の問題が採用されているのではないかと思います。

 その際ライバルとの差を生む手法として、論述する際の情報源にエビデンスを交えて回答するともし私が試験官なら、

「おっ!この人の解答は単なる推論だけと違って、エビデンスを交えて論じられているから、非常に説得力があるな!しかも問題に対しきちんと情報を調べる力があるし、その上、独自の答えを導き出す力を持ってる・・・」

と思います!ネガティブに働くことはまずないでしょう。

 

そのため私は解答の所々に公的機関(例:総務省厚労省等)から引用したデータを用いて、解答を作成しました。

(例:総務省の20〇〇年 〇〇調査によると、~~~のことが報告されている。そのため私は・・・・・が問題であるのではないかと推測している)

解答にエビデンスを織り交ぜることは、自身の解答の質を上げることにつながりますので、おすすめです!!

繰り返しますが、「ライバルに差のつく解答を」心がけましょう

 

【まとめ】

①準備は少なくとも半年以上前から始めよう!

②説明会には必ず参加しよう!

③作成する書類は2次試験で必ず内容について質問されます!それを覚悟したうえで作成しましょう!!

④専門科目の論述系の問題ではエビデンスに基づいた解答を心がけましょう!

作成した書類(現在はネットから提出)は全てデータ、もしくは紙ベース保管しておきましょう。2次試験対策で役に立ちます。

 

それでは!!